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ななしの記録ログ。

時差半年の片思いをひたすらつづる、自分用記録若しくは記憶ログ。

遠ざかるネバーランド(松田凌版)

2016年 2月 27日 1013
遠ざかるネバーランド(2015版)
2015年3月11日(水)~15日(日) @東京芸術劇場 シアターウエスト

子供は誰でも大きくなる。たった一人、ただ一人の少年を除いて…。
現実から逃れたくなった貴方を「ここではないどこかへ」ピーターパンが誘います。
子供も大人も大好きなファンタジーの名作「ピーターパン」をモチーフに、
大人になりたくない少年ピーターパンと、
何も知らない少女ウエンディの出会いが生むダークファンタジー。 (HP引用)

脚本・演出:ほさかよう(空想組曲
出演:
ピーター・パン…松田凌
少年…矢田悠祐
ウエンディ…横田美紀
ルフィオ(迷子)…二瓶拓也
エコー(迷子)…小野川晶
トゥートルズ(迷子)…小西成弥
タイガーリリー…小玉久仁子
ドンキー(海賊)…川本成(時速246億)
スターキー(海賊)…荒木健太朗
フォガーテ(海賊)…林剛史
人魚ビスカ…時東ぁみ
ティンカー・ベル平田敦子
ジェイムズ・フック…松村雄基

  • お目当は松田凌くん
  • 人魚ちゃんとフック船長も魅力的♡
  • 初演とかは見てないです。これが初めて。
  • 満足:★★★★★
  • オススメ:★★★★★
  • 久しぶりの2.5次元以外の舞台
  • ネタバレできるだけない方向で書こうとしたらかける言葉があまりないなぁ
  • 手に入れてから忙しくて中々見れなかったけど、もっと早く見てたらよかったな〜って思えるくらいよかった
  • 「空を飛ぶ」の本当の意味が悲しい。飛びたくなくなった子たちの言葉をもう一度ちゃんと聞きたい
  • 半分くらいでどんな物語が気付きはじめ、だんだん怖くなっていくこの演出良かった
  • ゆで卵入りのハンバーグが好きな人は2人いるのね
  • ピーターパンと愉快な仲間たちのスキンシップが激しいですわ。抱き合ったりしてるな〜と思ったら、まさかのキス。しかも後半心変わり(?)を止めるため必死になってキスしまくってておかしかったし、悲しかった。
  • 戦闘途中しれっとフック船長のほっぺたにチューしてたの、見ている時は笑ってたけど、けど…
  • 凌くんのファンとしては、初めて見た彼のキスシーンが男相手の(ちょっと違う意味で)激しいやつで複雑な気分
  • 見えない、聞こえない、あなたはいないという拒み方が子供っぽいね
  • 物語がしっかりしているから、見応えあるし、見ている時の楽しさ以外にも心に残るものがあって良い
  • タイガーリリは最初はうるさくて嫌いだったけど、今は好きです。
  • 少年も最初何向きになって揚げ足を取ってんのと思ったけど、今は好きです
  • 凌くんのピーターパン可愛かった。喋り方が「ピーターパン感」出してますよ!!!と言っているような、なんかちょっと違和感ある喋り方というか、うまく言えないけど、それが役柄的にとても良かったと思う。なんか怪しく思えたもん
  • まぁ、シロ(from K)とあまり変わらないとも感じたけど、その役も胡散臭くてなんぼな役だったから、このピーターパンと似ているのかも
  • ウェンディちゃんも良かった。ウェンディもだんだん怖くなっていく。
  • ピーターパンもウェンディも、「空飛ぶ教」的な宗教団体に洗脳されているかのようなあの執拗さ怖くて良かった
  • しばらくしたら復習したい。ぜひしたい。分かっている状態でまた見直したい
  • キャストコメントで凌くんの私服見れます









ありますよ

偏見とうろ覚えのあらすじ

ネタバレありますのでご注意
(セリフは全部ニュアンス。名前覚えきれない汗)

幼い頃、ピーターパンの物語を聞かされていた時がいちばん幸せだったことから、ずっとネバーランドとピーターパンに憧れていた少女は、ふと目がさめるとネバーランドにいた。
少女は自分のことをウェンディと名乗る。他の迷子3人もピーターパンが大好きで、「空を飛びたい」と熱望していた。
迷子以外にも、人魚やインディアンもいて、彼らも空を飛びたがっている。
もちろん、ネバーランドなので海賊もいる。海賊たちは空を飛ぶことを嫌い、ピーターパンを殺したいと思っていた。

ピーターパンは「ウェンディ」と名乗る少女に惹かれる。
「今まで空を飛んだことがない。最初に一緒に飛ぶのはウェンディだと決めていた。ずっと待っていた」
迷子のみんなと手を取り、好きなもの楽しいことを思い浮かべる。

ハンバーグ、シンデレラ、ピーターパン。
でも、飛べなかった。

一方、どう見ても普通のお婆さんの姿のティンカーベルは、少年を連れてネバーランドに来る。
みんなが空を飛ぶのを止めてほしいとのこと。妖精は信じてくれる人にしか見えず、自分ではみんなを止めることができないためだ。
「どうしたらいいの?」
「話を聞いてから、なんか言って」
少年はなぜ自分が選ばれたのか納得がいかないが「少年しかいない」ということで、渋々妖精に協力する。

飛ぼうとするピーターパンたちと会った少年たちが執拗に「なぜ飛びたいか」「なぜそれが好きなの?」と聞くが、迷子たちは答えに詰まる。
ピーターパンは「今からこの人はここのいないことにする。聞こえない、見えない」と迷子たちに言う。

飛ぶためには「妖精の粉が必要」であることを思い出した彼らは、妖精を探しに行く。

妖精の森へ行く途中、迷子の1人が海賊に拐われる。彼を救うためにピーターパンは迷子の1人とともに海賊の船に向かう。
途中「飛ぶのが実は怖い」と告白する迷子を必死に説得するピーターパンだったが、思いのまま操れなくなった迷子を殺す。

その時、妖精と人魚と海賊の手下が鉢合わせ。
人魚は「泳ぐのが苦手だから空を飛びたい」と言った。
海賊は彼女に付き合い、念願の25メートルを泳ぎきる。
人魚は幼い頃、スイミングスクールでお母さん向けの披露会的なやつで、足を攣って泳げなかったことがあるという。そんな彼女を妖精は「いずみ」と呼ぶ。
「お母さん」に泳ぎきることをやっと見せられ、もう飛ぶ必要がなくなった人魚の元にピーターパンが現れ、空を飛ぼうと誘う。
ピーターパンは空を飛ぶないと言う人魚を溺死させ、彼女を守ろうとした海賊も刺し殺す。

妖精はフック船長と会った。フック船長には妖精の姿が見えていた。
「あの子の中にあなたも残っていたのね」と妖精は言う。
「今度はちゃんとさようならが言える」とフック船長は言う。

海賊に拐われていた迷子は、海賊の手下と仲良くなり、ピーターパンのいう心のない「好き」より、直接的ではないが「ハンバーグが冷めるから早く食べて」みたいな言葉も「好き」ということであることに気付く。
その手下が殺されていることを見た迷子が悲しむと、ピーターパンは彼の心を自分に取り戻すため無理やりキスするも心変わりを止められず、彼の舌を噛み切り殺す。

ウェンディと迷子はインディアンの村に訪れる。 「空を飛んで特別な女の子になれば、好きになってくれるかも」と思っていた迷子だったが、少年の言葉に「ほかにできることがあるかもしれない」と思い始めた。ウェンディは空を飛ぼうと説得するも叶わず、迷子を殺す。

牛を狩りに行ったインディアンと少年が会う。
「本当の名前を教えて」と少年は言う。
インディアンは見えない聞こえないと拒否するが、結局何かが崩れてしまった。
彼女は「いずみ」。美術部所属。親友がいたのに父が死んでいること、母が病気で入院していることを話してくれなかったことや、学園祭のポスターを一緒に描こうと約束していたのに、自分を信じてくれず勝手に1人で描き上げたことに怒って仲違いしていた。

そして、自分の名前を思い出してしまったインディアンをウェンディは殺す。

ピーターパンはフック船長に辿り着く。フック船長は「ここまで何人消してきた」と問い、ピーターパンは「ネバーランドで飛びたがらないのはお前だけ」と答える。

ウェンディことウエダイズミは、幼くして父に亡くしていた。また病気の母は娘に自分の死を見せるまいとして姿を消していた。ひとりぼっちのいずみ。
遠くへどこか遠くへ行きたかった。
少年こといずみのお母さんが唯一知っていた娘の友達スグルくんはいつも間にか熱くなっていて、いずみを留めるために必死に話しかける。
ピーターパンはいずみに空を飛ぼうと手を差し伸べる。
ピーターパンがピーターパンでないことを含め諸々崩れていくネバーランド
場面は変わってどこかの屋上。スグルがドアの向こうから息を切らして現れる。彼の話しかけに心を動かされたいずみは、ピーターパンではなく、彼の手をとった。

以下勝手な理解。

2周目したとき変わるかな〜?

迷子たち(いずみの心)
ハンバーグが好きな子:母がいなくなったことで憎く?思いながらも、やはり母のハンバーグが大好き。そして死ぬことはやはり怖い
シンデレラが好きな子:誰からも好きになってもらえないと思い、シンデレラみたいに特別な子になって王子様に選んでもらって幸せになりたい。しかし、自分からほかにできることがあることに気付く
ピーターパンが好きな子:ピーターパンの話を読み聞かせてもらった頃がいちばん幸せだったからピーターパンが好き。誰かに好かれたかった。そして、本当の愛情に気付く

人魚(いずみのトラウマ)
泳ぎは苦手で25メートル泳ぎ切ったことはないが、母が来たときなんかうまくできる気がしたのに、足を攣って母の期待に応えなれなかった
インディアン(いずみのトラウマ)
仲良くなった友達に嘘をついたり、信じてあげなかったりして仲違い。

海賊(いずみの心)
フック船長:いずみの中に残っていたお父さん。
だから、いずみの自殺を促すようなピーターパンが嫌いだし、空を飛ぶことを嫌う。
いずみと同じくゆで卵入りのハンバーグが大好き。
いずみだけじゃなく父も混ざっていったから妖精のことも見えていた。
あと、フック船長飛ぶことを怖いと言っていたっけ?
死んでいる人から死ぬの怖いと言われると重みが…
奇跡の手下:迷子拐ってたくせに情が湧いてしまった手下。
迷子が空を飛びたくなくなったきっかけ。
何発銃に撃たれてもロザリオのおかげで死ななかったところがちょっと気になる
空飛ばない海賊の手下:いずみの中に自殺はかっこよくないという思いもあったのかな?
人魚が飛びたくなくなったきっかけ

ピーターパン(いずみの自殺衝動?)
ネバーランドの人たちを殺したことはウェンディと同じだが、
ウェンディは無意識に?殺していたことに反して、
ピーターパンは直接殺す気で殺していたことが気になる。
2時間近く「僕はピーターパン」って言い続けていたピーターパンが、
自分がピーターパンではないということが分かった時の絶望ったらありゃしない。
ネバーランドを壊そうとする少年に、見えない聞こえないと拒否したことや、
飛ぶことが入らなくなった迷子たちを必死に説得している様子は、
苦しい現実から逃げたくて仕方なかったいずみの心なのかしら

ウェンディ(いずみ)
いちばんいずみの本人だと思われる。
ウェンディと名乗ったのも、ピーターパンはウェンディに会うまで飛ばないことになっていたことも辻褄が合う。
また、ウェンディはピーターパンに出会って空を飛べた特別な女の子。いずみの憧れだったのかな